病院の外、あなたが暮らす地域に、
 がんに影響を受ける人を支援する場が
あることをご存じですか。

病気のことを知りたいとき…

治療のことを知りたいとき…

社会的な支援を知りたいとき…

気持ちを話したいとき…

受け入れられないとき…

何がわからないかわからないとき…

だれかとつながりたいときとき…

安心できる居場所が欲しいとき…

体験者の話を聞きたいとき…

あなたが暮らす地域にもあなたの〝場〟があります。

がんに影響を受ける人たちは、病院から一歩外に出ると、自分が抱えている事情を理解したり、受け止めたりしてくれる場はあまりありません。病気や治療のこと、生活や家族のこと、仕事やお金のことなど、持って行き場のない心配事や悩みを抱えたまま、孤立してしまいます。わたしたちはそうした孤立しがちな人たちを迎え入れ、支援しようと、場づくりに取り組んでいます。

地域にある場はさまざまです。運営する人たちも、がんを経験した患者や家族、遺族であったり、医療従事者であったりします。場のあり方も団体の決まった場があったり、地域の施設であったり、常設であったり、毎月の定期開催であったりします。場の内容も個別の相談やみんなで話す茶話会、知識を身につけるセミナーやイベントなどの行事があります。

さまざまな場があるからこそ、さまざまなあなたを迎え入れることができます。きっとその時々のあなたの気持ちや事情にあった場があります。雰囲気を覗いてみるだけでも良いかもしれません。わたしたちはあなたをお客さまとしてではなく、あなたをそのままに受け入れます。ここはあなたの場です。ぜひ、一歩を踏み出してみてください。お待ちしています。

地域にある場はそれぞれが個性豊かにあなたを迎え入れます。

あなたにあう椅子を探しましょう。

利用するあなたと場のスタッフはフラットな関係です。支援されたり、支援したりというような上下の関係はありません。支援されているのだから…、という気持ちは気づかないうちに遠慮やガマンに結びつきます。いつしかあなたはつらい気持ちを感じるようになってしまうかもしれません。支援する場はさまざまです。スタッフもさまざまです。同じようにあなたもさまざまです。その時々で気持ちもさまざまです。さまざまだからこそ、無理をせずに、自分のペースで利用することが大切です。事前に情報を調べたり、見学してみたり、試しのつもりで利用してみたり、そうするうちにきっとあなたに合う〝椅子〟が見つかります。

あなたの気持ちのチェックポイント

あなたが地域の場を利用したあとに、あなたの気持ちが落ち着いてから、その時を思い返して、自分の気持ちがどうであったのかを振り返ってみましょう。

  • □ あなたのその時の気持ちにあった利用ができていますか。
  • □ あなたはその場にいることで安心できていますか。
  • □ あなたはその場やスタッフと相性が良いと感じていますか。
  • □ あなたは押し付けられていると感じることはありませんか。
  • □ あなたはガマンしたり、いやな気持ちになっていませんか。
  • □ あなたの相談の内容や個人情報は守られていますか。
  • □ あなたはその場が外に向かって開かれていると感じますか。

場の役割や目的を確かめて利用する

個別の病状や治療について応えるのはあなたの主治医です。ここでは医学的判断を要する個別の病状や治療について見解を述べたりお応えしたりすることはしません。一般的な病状や治療についての知識をお伝えしたり、病院で伝えられた内容について分からなかったりしたことを説明したりして理解できるようにお手伝いをします。

地域にある場をご紹介します。

全国にはがんに影響を受ける人を支援したいという思いのもと、それぞれの地域で〝その人らしい場〟をつくり、活動している人たちがたくさんいます。あなたのお住まいの地域にもそうした人たちがつくった場があるかもしれません。わたしたちはひとつでも多くのそうした場をあなたとつなげることができたらと心から願っていますが、リソースの限りがありそれは叶いません。ここでは本事業(社会福祉振興助成事業)の一環として取材・協力をいただいた場を紹介します。

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